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たいようブログ

2022.04.06

今年の桜

飯能の吾野地区の長沢という場所で秩父の山々の峰を見下ろす山里の畑の真中にあります。

樹齢30年樹木12m幹の太さ2.2mのソメイヨシノ。

これが八徳(やっとこ)の一本桜です。

東京では散ってしまいましたがこの日は満開でした。

 

 

桜の全体的な花言葉は「精神美」「純潔」「優美な女性」です。

日本、西洋ともに美しさ、はかなさが連想されます。

これは桜が満開になった時、優美な姿、そして散る際の潔さ、その風景に表面だけでなく芯の通った内面の美しさ散りゆく姿のはかなさを感じさせる為だと言われています。

また、西洋の花言葉「spiritual beauty(精神美)」と「a good education(優れた教育)」の由来はアメリカの初代大統領のジョージ ワシントンの子供のころの逸話があります。

ワシントンンが子供のころ、父が大切にしていた桜の木を誤って切ってしまいました。それを正直に告白したところ、その正直さをかえって褒められたという話です。一方、ワシントンが幼少期には桜の木はアメリカの大陸になかったとされていますので子供たちへの教育に作られたという説もあります。

 

春といえば桜。 桜といえば春。

そんな桜は視覚的に大いに私たちを楽しませてくれています。

その楽しさを上回る様々な良い効果があります。

 

☆ 桜の匂いのもたらす作用

桜の上品な香りの正体はクマリンと呼ばれる物質です。この物質にはたくさんの効能があるようで抗菌作用、リラックス効果、鎮静作用、血圧低下作用、咳止め、二日酔い防止作用などが期待できます。

 

☆ 桜の木の香りによるリラックス効果

桜の木にはフィトンチッドという香気成分を発します。 フィトン=植物   チッド=殺す という意味。

植物が(細菌)を殺す。 つまり殺菌作用をもつ物質です。

この物質を人間が吸い込むと、血中に溶け込み脳のGABAA受容体という応答を強めます。この受容体を強めると興奮などが抑制され精神が安定するのだそう。また、ウォーキングのような全身持久運動はストレス発散や認知機能を高めるのに非常に効果的です。

 

ぜひ足を運んでみてください。

 

 

来年は職場の仲間と桜を見ながら談笑する日が来ることを願って・・・